マンセンゴ.NET>勝ち組への転換>常連育成に賭ける店と店に情が沸く雀士の狭間で



 雀荘はなんて因果な商売なんだろうと、よく思います。フリー雀荘は基本的に多くの負け組の方がせっせと通うことによって成り立っているビジネスです。飲食店の場合、基本的に「おいしい」というキーワードでアドを制作すると思うのですが、雀荘の場合は客に「おいしい」と思わせる、いろいろな要素がないとやっていけません。多少負けちゃうけど、フリードリンクだしモーニングも出るし、麻雀のできる喫茶店と思えば安いもの・・・まあ、こう思ってくれるお客様が多ければ店も繁盛するのでしょうが。あとは下手が勝ちやすいルールにする、その副産物としていっぱいご祝儀やら、変な懸賞牌が生まれました。店としてはお客様が均等に勝ったり、負けたりすることが望ましいのです。(決して1割に満たない勝ち組の人に「おいしい」なんて思われてはいけないのです、お店としては)そして、それは目に見えない部分にまで行き届いており、いかに下手に優しくするのかが、どの雀荘にも共通するキーワードのような気さえします。

 そのような時代の雀荘選びはどうすればよいのか。筆者は基本的に長く同じ雀荘をホームグランドにしたことがありません。半年〜1年スパンぐらいでホームグランドを変えます。またホームグランドが決まっていても、他の店にも行くようにしております。1つはお店のルールに縛られて、自分の麻雀の力量が落ちることを嫌い、常に調整しておきたいという意識があります。雀荘の潰れるところに何度も遭遇してきました。そうなるとその店のルールに縛られた自分の打ち方はよそで通用しないという恐れを常に持っております。
 あと、長く同じ雀荘にいると情がわいてしまうのです。これは雀士としては大敵です。お店から「マンセンゴさん(筆者のこと。ハンドルネームじゃないんだけど便宜上・・・)、新しいお客さんですから手荒なことしないでくださいね」なんて冗談でもクギさされちゃうと、その新規のお客さんがどう、というより、「お店も新しい固定客獲得に必死なんだな」と思い、店のために手心加えちゃいそうになる性質なんです。筆者は自分も営業経験があるので、飛び込みで初々しい新人さんがモノを売りに来ると、つい買っちゃう人です。(旅行に英会話の教材、このあたりはいいんですが、危険な相場・先物オプション取引とかね。20代でそんなものに手を出すなよ俺。又その辺のSPの手法に興味があり、営業と仲良くなってその辺を聞き出したいと考えている部分もあります。)
  多少勝ってるし今日は流すかと、そうしたご新規さんが切り出したあたり牌を見逃すと、麻雀とはよくできているもので、2時間後には笑えない状況で負けてる自分がおりました。やはり勝負にはそうした温情みたいなものは最大の敵ですね。昔は店からいわれなくても好感持てる人とは仲良くなって、相手のラスハンに合わせて自分もラスハンかけて一緒にメシ喰ったりして仲良くなる人が沢山おりました。麻雀を覚えてフリー雀荘に通い始めた頃はこういう楽しみも持っておりましたが、いまや極力雀荘の常連さんと親しくしないように心がけております。またそうならないように、行くお店も分散化させております。すべては勝つための障害を取り除く為に・・・。 

  また、これは筆者の好みの問題なのかもしれませんが、極力、メンバーさんに制約を課していないお店で打つようにしております。「モロがけなし」でモロひっかけ出来ないので1巡まわしてからリーチときたらバレバレでしょう。まだモロガケした方が出やすい気がします。筆者はリーチ者の筋は空切りしてから曲げようが、モロがけありだろうが、なしだろうが切らないので別にどちらでもよいのですが、雀力の弱いものにとっては、この制約は好都合です。リーチ1巡後に打てる牌の幅が広がれば、打ち手としてどれだけ楽になるかはお分かりいただけると思います。つまりヘタに優しい決め事なのです。ラス親の2着やめありルールなのに、メンバー自身がその立場だと絶対にやめられないお店なんかだと、TOP目に立っていてもウカウカできません。要は制約ありのメンバーが入ることはヘタな人にとっては好都合なことが多いはずです。にも関わらず、メンバーの2入りを拒否するお客さんとかたまに見かけます。まあ、そういうお客さんはメンバー2人でどちらかが勝つように操作するとでも考えているのでしょうか。時代錯誤もはなはだしいものです。ただメンバー間でなく、新規のお客さんや負けがこんでる常連さんに有利な打牌をするメンバーもまれに見かけます。仕事ができる人なんでしょうが、客側の立場からすると「やったな」という心境です。
  よく知り合い同士の同卓を禁じている店がありますが、この場合負けてる方がどうせ負けるなら知り合いを勝たせておこうと思って不思議でないシチュエーションになるので、店側の判断は賢明で他のお客さんへの配慮を考えれば当然の処置だと思います。にも関わらず、弱い常連客に甘い牌切り出すメンバーとか見ると、知り合い同士はダメでも、弱い常連客とメンバーの「列」に近い馴れ合い行為は認める店かよ!と思ってしまいます。展開上でマギレが起きているのではなく、あきらかに人為的なマギレを起こしているのです。これ知らない客同士が展開上サシコんだり、キー牌をなかせたりするのは全然問題ないと思うのですが、メンバーに弱い常連客を逃さないように、このような手心を加えるように指導するお店には行きたくないものです。勝利が自分の雀力・気力とは別の次元でスルスルと逃げていきます。常勝の雀士を目指す諸君はこうしたお店は避けた方がいいでしょう。このような馴れ合いの中に強くなれる要素はなく、あなたも手心を加えていただいて勝利していただけなのかもしれませんよ。「井の中の蛙 大海を知らず」で、よその雀荘に行ったらまったく自分の麻雀が通用しないこともあるでしょう。(井の中の蛙にならないためにも、お店をある程度分散させて打った方がいいでしょう。もちろん毎回変えることは逆にナンセンスだとも思いますが。メイン1軒にサブ2軒ぐらいでいいんじゃないでしょうか。ただしメインも一定のスパンで変えるべきです。)
  パチンコは筆者はやらないのですが、ご新規さんにアタリが出るよう操作されているという話を聞いたことがあります。店が常連を育成するのは大変であるという事実を認識しながらも、客側の立場として、店側にこういう風習があるかどうか情報を集めたり(ex.やめていく忠誠心を失ったメンバーにそれとなく聞くetc)、嗅覚を働かせて、店を選別しましょう。
  なので筆者はメンバーが自由に勝ちにくるお店が好きです。メンバーさんだって日々の負けとゲーム代全部給料からさっぴかれる大変な商売なんだから、自由に打たせてあげてほしいものです。(ただメンバー稼業をする立場に立つと、いろいろな制約を設けられて一定期間打つことは修行にはなるでしょう)やばい、そんなこと言ってると又情が沸いてくる。群れるな、馴れ合うな、流離え!

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