マンセンゴ.NET>勝ち組への転換>点パネしません



 麻雀は当然のことながら点数計算できなければ話になりません。よもや点数計算も出来ずに勝ち組になろう等と虫のいいことを考えておられる方はいないと思いますが。(いたらマジで覚えてください。)微妙な着順を争っている際に絶対に必要になる技術ですから。筆者は麻雀普及の為に、点数計算はもっと容易にすべきだ、などと関係者のような正論を申しません。覚えられなくてもしてくれるからカモれるわけだし(笑)いや麻雀に負けたくないと思えば必死に覚えるはずですが。オジサンとかオバサンで点数計算覚えずに、ずっと麻雀打ってる人って信じられません。こういう人に遭遇すると、背中に見えないはずの背負っているネギが見える時があります。「点数計算できない人と囲むのはヤダなあー」とは思いません。確かに放銃して何点ですか?なんて聞かれたら、あまり気分のいいもんじゃありませんが、基本的な状況判断の部分でかなりハンディを持って打たれてるわけですから、その辺は大目に見て寛大に気分良く教えてあげましょう。

  さて最近のフリー雀荘で主流となっているが、従来の麻雀本、「麻雀 点数計算の方法」なんて類の本の説明・記述と違っている部分を指摘したいと思います。アタマの符は基本的には数牌とオタ風は0点、自風と場風が2点、ファン牌も2点となっておりますが、自風と場風が複合する連風牌の場合は4点というのが従来の決めでした。しかし、今のフリー雀荘のルールは大方連風牌も2符計算になると思います。これはよく考えると連風牌の暗刻が、倍の16符になる訳でもないのでフリーの計算の仕方の方が的を得ていると思います。ただ連風牌対子4符計算する店では以下の手で点パネすることを気をつけましょう。
 ロン
 東場のオヤのリーチによるアガリ手で、普通のお店だとツモると点パネしますが(2600オール)、ロンの場合は3900点にしかなりません。ただ連風牌対子4符を認める店の場合は4800点となりますので気をつけましょう。つまり出てもツモっても点パネします。
 また、タンキ待ちの2符はファン牌や自風・場風牌の2符と複合しないが主流です。これは筆者も事実を知った時驚きました。いや、4符で計算する店もまだありますが、統計を取ればおそらく2符計算しか認めない店の方が多いと思います。このルールを要確認することが新店訪問の際の筆者のお約束事です。ほとんどルール表にも掲載されておりませんが、トレンドは2符しか認めないルールです。わかりずらいので牌図でごらんください。
 ポン ポン
 上の手、東場の南家であがった場合、何点になるでしょうか?ロンだと3900点です。ファン牌のタンキ待ちを計4符で計算してもいいところだと5200点になりますが、昨今のトレンドは3900点にしかならないことを肝に銘じましょう。ダブ東やダブ南の4符計算がおかしいのは理に適ってますが、これはあまり明確な理由がわからないのですが・・・これの2符計算の情報や秘密を知っている有識者の方がいらっしゃったら是非教えてください!

【その後、匿名希望の閲覧者の方から情報が入りました】

1.大手雀荘Sグループは昔そうだった。
 大手雀荘Sグループは去年あたりにルール改正して、4符になったはずですが、
 確かその前は2符でした。
 変えた理由は「その方が合理的だから」らしいです。
2.タンキ待ちに符がつかない場合がある
 例えばノベタンは符がつかない、という地域は確かに存在します。
 また、ちょっと例は違いますが、
 中国麻将はノベタンをタンキとはみなしません。(タンキは1点役)
 同様に 6667 の7 をタンキとも主張できませんし、(3メンチャンだから)
 56789 の7 をペンチャンというのも無理です(リャンメン)

匿名希望さん、貴重な情報ありがとうございます。匿名希望さんは自説でと断りをいれて次のような考察もあげてくれました。

3.めんどくさいから
 2符が主流である理由はずばり、「めんどくさいから」だと推測します。
 私もよく忘れますし、シャボに符がつかないのにタンキにつくっていうのも
 おかしな気がするし、で皆数えなくなったんでしょう。

なるほど。確かに筆者も「待ちの取り方で2符がつくケースは1枚待ちの場合(つまりリャンメン待ち・シャンポン待ち以外)」なんて、曖昧な表現で覚えてた節があるのですが、ノベタンは1枚待ちじゃないし6667の7も実質3メンチャンですからね。この辺ほんと統一してもらいたいルールだと思います。
 

  点数計算を間違えている人がいた場合どうするか?自分が人の誤申告を指摘するかどうかという問題です。これはかなりその人の麻雀観がわかる面白い質問だと思います。むろん過大申告して、そのまま払うお人よしはいないと思いますが、問題は相手が過小申告してきた場合です。筆者の場合基本ダマです。これはやはり過小申告する人が悪いわけですし、この際に親切に教えるというのは勝負の上でどうかと思います。(もちろん点数計算が出来ないと断りをいれている場合は教えますよ。)
 筆者はオーラスでTOP目でハネツモで2着目に逆転される状況で対面がトビスンの4,000点持ちの状態で、親があがって3,900点と申告したケースがありました。これは点パネしているので4,800点だな、と本来ならアガ3だな、と思ったのですが、親の誤申告に横槍を入れませんでした。意識的にとぶのをさけるために同卓者が気がつかないことにかけて3900と申告した感じではなく、本当にわかってないみたいなのでチャチャを入れないで、TOPが陥落する危険性を省みず、もう1局打ちました。流局してTOPは守りましたが、危険な選択でした。いやこれ、親のミスとしても、自分で指摘してのTOP確定はカッコ悪すぎで出来ませんでした。”人の点数のミスを指摘しない”と決めを作った以上、自分に有利な状況になる場合も黙して語らずを貫こうと思いました。
 ただこの時は終わった後感想戦になって、2着目の方が「あれ本来なら4800で、1本場はありませんでしたね。僕はもう1局できるので当然指摘しませんでしたが・・・」と言って来たので、「いや私もきずいてましたが、部外者の私がそれを指摘するのもマナー違反でしょう」というと、本当はとんでいたラス目の方が「指摘してくだされば、良かったのに」と言ってくれました。かなりいい人そうな人でしたが、まあそういう人にいい印象を今後持ってもらえれば、同卓の時やりやすくなってもっと見返りがあるでしょう、なんて考えてしまう筆者が一番やらしい?


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