マンセンゴ.NET>勝ち組への転換>読まれるリアクション


 あなたが気づいていないだけで、人は知っているあなたのクセがあるはずです。これは実生活に限らず、こと麻雀においても、ついつい何気なくとったリアクション・行動で自分の手牌の一部が他家に透けてしまったり、ある牌がリーチや仕掛けにあたることや、通ることを知らせてしまうことがあります。

 理牌(リーパイ)はメンツの組み合わせを考える時にわかりやすいように並べ替えることですが、このリーパイをご丁寧にすることも、敵に情報を与えてしまう元となります。マンセンゴ.NETは極力リーパイをしないことをお勧めしますが、勿論それによって切り間違いが頻繁に起こるようではお話になりません。なのである程度に並べ替えを抑えましょう。筆者が気をつけていることは字牌の置き場所。安全牌のような字牌を手出しで自分の利き腕に近い方の端からお約束のように打っていては、あまりダマテンの意味を持たないかもしれません。見てる奴はきっちり見てますので、あなたがダマテンを入れたということが筒抜けになると思います。むろん手牌の真ん中から切っても警戒されることに違いないんでしょうが、他家へ伝達する情報としては、置き場所を決めている人とはあきらかな差異があります。
 また鳴きたい字牌がある場合、やはり並べておいておくのは感心しません。

   ポン

 このような手牌から中をポンして端から西を切ると、九萬と南の間にポツンと空間が出来ますよね。で、片方は中以外の字牌かな?という情報を与えてしまう恐れがあります。

   ポン

 こんな手牌から南をポンして中か西を切るとポツンと1枚浮いてタンキ待ちがやはりばれてしまいます。なのでこのような情報をさらさないようにリーパイを最小限にとどめる注意をしましょう。字牌を真ん中付近に常に置くように心がけ、できれば同じ字牌同士も間隔を空けて並べることをお勧めします。字牌をなく時は連続した2牌ではなく必ず離れたところから鳴きたい牌がさらされれば、まったく他家はさらした牌以外の情報を与えられることはありません。
 またよくわからないのが萬子の上下を気にして、必ず数字の方を上に並べかえる几帳面な人を見かけますが、何の意味があるのでしょうか?めざとく見ている奴には萬子があるということを伝えてるわけですから、これもやめた方が得策でしょう。おそらく無意識系だと思いますが・・・。(まれに1索、3索や7索、6筒や7筒の上下まで気になって仕方がない方がおられるので注意しましょう)TV対局でもこれをしているプロがいらっしゃるのですが、相手に誤情報を与えるための駆け引きなのでしょうか?すごく気になります。

 またチーの時に逡巡するのも感心しません。

 a  b

 4筒が出たとき、何でなくかを最初から考えていないため、この4牌から5牌のどれかをつかもうと迷うと、そこに4筒の周辺牌の持っている数が相手にわかってしまいます。そのマタギは簡単に次からは出てこなくなるでしょうし、他家の手作りの参考情報を与えて面子選択を有利にさせる恐れもあります。aで迷うのは致命的ですが、bの場合も最初から念頭においておかなければなりません。おそらくこれは4筒を3筒と赤5筒で鳴くことによって、6筒のポン材を残す手筋でしょうから、上記のbの並べ方の場合、赤の置き場所を逆にしておいた方がいいでしょう。特に三色やドラなどの制約がない限りそのように鳴くのでしょうが、赤2枚入りの時は黒5と入れ替えられるので必ず赤の方で鳴いておきましょう。これ黒の方で鳴いて赤を手に残してもう1枚赤5筒引いたら4-7筒としてのシュンツの受け入れを考えると1枚切らざるをえなくなります。こんな基本的なことでご祝儀チャンスを落とさないよう、準備しておいてくださいね。(赤を見せることによって他家に警戒を強められるのを恐れるより、もう1枚の赤がきた時に使えない方が痛いですよね?)赤各種1枚入りルールの場合も次に6筒のポンのチャンスの時に赤を切るなんて、アホなことをしないようにきっちり赤5をさらすようにしましょう。要はこういったセオリーを知っていれば迷わないですむはずです。
 

 この前実戦であるオヤジが4順目にリーチをかけて一発目のツモのハツをツモ切って、舌打ち、「下手だなー」とつぶやきました。もうこういう人は論外ですね。そのオヤジの手は下記のようなものでした。

 

 ファン牌雀頭にして、その牌がリーチ後暗刻になっていたこと、あるいはシャンポンに受けていればあがっていたのに両面にとってしまったこと等、麻雀長くやってれば相当にあることです。彼は何十年とその度に同じリアクションをして負け続けているのでしょうか。このリアクションによって早いリーチで他家はファン牌のシャンポン待ちを警戒していたのに、一気に字牌が切れる状態になってしまったのです。(下記の牌姿のような例外もありますが・・・ほとんど稀でしょう)その後オヤジは赤5筒をツモ切りの際も嘆息しながら、結局2600をあがっておりました。

 
(このような手で2索や3索、5索あるいは6索を切ってのリーチの場合は白を切っていればハツであがっていることになるので、ハツで舌打ちして他の字牌で当たる形ですね。ただこの場合七対子よりハツであがれる受けにすることが多いような気がします。)

 麻雀は情報戦です。人間が持っている愛らしい部分が致命傷になっているケースを多々見受けます。当然勝ち組にまわるような皆さんはこんな初歩的なことでつまずいていないと思いますが、弱い人たちのクセや致命的なアクションを見逃さず、放銃を避け、自分のあがりに結び付けられるよう、いろいろ目で盗んでください。


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