マンセンゴ.NET>勝ち組への転換>屈指のサービスとローカルルールを誇る店



 筆者は単なるお客です。雀荘に勝ちに行こうと思ってるだけの単なるお客です。(麻雀を覚えて以来、店側の立場にたったことも一度もありません)なのでこのコンテンツでは雀荘の名前を挙げて特定するようなことはございません。日々ゲーム代を支払っているのに、営業推進になるようなことをお金ももらわず出きるような器量を持ち合わせておりません。今回のこの項は話の行きがかり上、お店の名前を出しますが、一応そういった認識を持っていることを閲覧されている方にまずはお知らせしたいと思います。

 筆者は麻雀に数年ブランクがあったのですが、たまたま営業で行った雀荘で経営者の方と面識が出来、元々興味のある分野だったので仲良くなりたいと思っているうちに、そのお店に通うようになってしまっておりました。オーナーは「さん」出身で、よく店にいると「さん」のような接客を踏襲しているな、というのがわかりました。筆者はいろいろなお店で打ちに行きましたが、基本的な部分で「さん」が一番好感度の高い接客マニュアルを作り上げているな、という印象を持っております。もちろんこれは好き好きでしょうから、ウザすぎと思う方もいるかもしれません。すばらしいのはこうしたマニュアルがありながらも、応用が利くというか、フレンドリーな従業員が多く、基本接客の丁寧さと通常の会話でのざっくばらんな部分を持ち合わせて応対している店員がかなり多くいるという点です。女性店員もギャル雀とは違い、メンバーというより従業員というような感じで、テキパキと各卓をまわり灰皿の取替えや、ドリンクのオーダーを聞いたりすることに余念がありません。
 さーて、これだけ褒め上げておきながら、大反転して「さん」の難しい部分をマンセンゴ.NET的にご紹介せざるをえません。いや、常連になって慣れれば問題ないですけど。
 それはチェーン展開している麻雀荘の中で最高に数多くの「ローカルルール」が存在していることです。他のお店と比較して違和感を感じること必定なものを列挙しましょう。
 ・赤は2枚。3筒が赤い
 ・ご祝儀は一発とウラドラ、それにアンカン
 ・3筒のアンカンはご祝儀ももらえるが、それとは別に点棒3000点オイール
 ・6万点到達者が出現すると終了(これは他の店でもありますね)
 ・形テンなし!(親でテンパイ連荘のためにシノげないじゃない!!)
 ・10ハンで3倍満、12ハンで数え役満となる(チンイツ好きには有利!)
 赤3筒というのは地方によってはポピュラーなところもあるのかもしれませんが、とりあえず首都圏のフリー雀荘では特異ですね。そしてアンカンでもご祝儀がもらえること!当然その副産物としてリーチがかかろうが、すごい仕掛けが入ってようが、みんな目先のご祝儀目当てに4枚揃えばなんでも「カン!」 その後リーチ者和了でカン裏ザックリ!誰かがとんで半荘がすぐに終わってお店ニッコリ!2着3着はガッカリ!アンカン比率が自分は高いのではないかという雀士にはおすすめの雀荘であることは、間違いない!
 筆者は4枚牌をそろえるのは得意な方なのですが、そのうち1枚をシュンツで使うケースが多かったり、展開上1枚切っておいたりするのを好むセンシビティかつソフィスケイトされたシュンツ系の打ち手なので、このえげつないルールの前では雀士としての自我が崩壊しそうになります。複合形を華麗にさばくために与えられた手牌で、あるいは展開上他の店ではカンドラ・カン裏を増やすことがありえない局面で、「カン」と言ってる俺・・・死にたくなります。さらにその上3筒の暗カンルールがありますからね。下記の絶好の手牌でリーチをためらわなければならない、恐ろしいルールです。

 
 ハネマンをとるか、3筒の引きで3000点オール+ご祝儀を確実にゲットしておくか・・・。ひとついえることはリーチ後3筒を引いたらツモ切るより他ないのです。ただヤミテンにしておくと、3筒をもう1枚引いて6筒切って1-4・2-5筒の4面張に受けられますが、ヤミに構えている理由はその手変わりになく、3筒を暗カンすることでしょうから、無意味ですね。
 冷静に判断すると親をかぶせたいのか、均等に3000点もらった方がいいのかが選択肢になりますかね。結構3筒のカンでトビなんてケースもありますから・・・。いやそうそう4枚目の3筒引かないと思いますけどね。ヤミでまわして1筒2筒7筒引こうものなら、かなり損したアガリですからね。リーチ一発目に赤3筒ツモったのが実戦の経過ですなんて、ここでカミングアウトしたくない・・・。
 とにかく「カン」さえすればあがれなくてもご祝儀がもらえるのです。そして3筒さえ暗カンできれば、あがれなくても3000点+5両オール(0.5の場合は100P)ゲットできてしまうのです。でもフォローしておくと赤に祝儀がつかないので、そういう点ではインフレ化を抑えているような気もしますね。

 【補足】 2004年9月、更にルール改定があり、現行のルールは上記の記述と違う部分もかなりあることをご注意ください。(この稿は2004年1月発表)

  実はなんでこの項を書こうかと思ったかというと、いずれローカルルールというか雀荘のハウスルール別の対処法なんかも書きたいなと漠然と思っていたのですが、直接的なきっかけはある雑誌の付録です。休刊になった「麻雀ワールド」のVol.1を筆者はだいぶ前に購入していたのですが(Vol.2/3は未購入)、この前徒然なるままにおまけのCD-ROMをPCのトレイに入れて付録のゲームをインストールしてみると、「麻雀覇王」というゲームが入っており、いろいろな遊び方ができるようなんですが、その中に「雀荘バトル さんスペシャル」というメニューがありました。24人の個性的なキャラクターがそれぞれ持ち金を持っていて、プレイヤーも10,000円からスタートして1の1-3で打ってお金がなくなるとゲームオーバー、お金が残っている以上は他のプレイヤーの持ち金を全部なくして自分に集めるというゼロサムゲームなのですが、面白そうなのではじめてみたところ、実際に麻雀の画面に移ってみてすぐあることに気がつきました。3筒が赤いぞ!「さんスペシャル」の「さん」は、この項で書いている暗カンスペシャル雀荘「さん」のことだったんですね!これかなり驚きました。うーん新しい形のSP手法だ。雀荘のハウスルールで遊べるゲームを雑誌にのっけてくるとは。おー暗カンが入った。やっぱチップが減ってる!すばらしい再現性で、あの「さん」のローカルルールを余すことなく堪能でき、実際に「さん」で麻雀を打ってる錯角に陥れること請け合いです。筆者はしばらく「さん」に行っていなかったので忘れていたのですが、親で終盤役がない状態でチーしてテンパイにとったところ、しっかりノーテンで牌が伏せられ、親が流れていきました。このルールを忘れてたので「バグったか!やっぱり付録だけのことはある!」なんて思いましたが、すぐに形テン禁止ルールを思い出し、そのリアルな再現性に驚き、リアルな「さん」でもこのルールを忘れて形テン取って親を流してしまい、苦汁をなめた事を思い出しました。(このルールは2003年に入ってから設けられた新しいルールです。ゲームではしっかり対応されておりました)
 「さん」に行きたいと思っている諸君、これほど忠実に特定の雀荘のルールを再現しているゲームはないと思います。このゲームで鍛えて暗カンしまくりに行きたい人は、麻雀ワールドVol.1を今のうちにGETして練習せよ!もちろん今「さん」を本拠地にしている君には格好の練習場になること請け合いです。赤を持っての和了率みたいな指標もわかるのですが3筒含有率みたいなものがあれば完璧ですね。3筒含有率が高い君にもおすすめの雀荘であることは、間違いない!さんグループの秘蔵っ子・平岡理恵(日本プロ麻雀連盟)のプロフィールより。「好きな牌・3筒」「・・・」

↓「さん」対策はバッチリのゲームが付録の麻雀ワールドVol.1。楽天ブックスで購入できます。

麻雀ワールド(vol.1)

麻雀ワールド(vol.1)

出版社:毎日コミュニケーションズ
本体価格:1,200円

Copyright(c) 2004-2010 Mansengo.net All rights reserved.

 マンセンゴ.NETはフリー雀荘とプレイヤーを応援します。
マンセンゴ POINT CLUB
 麻雀店への新規来店/提携ネット広告での無料会員登録・懸賞応募/麻雀書籍の購入etcでポイントが発生する麻雀好きな人が集めやすいポイントサイトです。登録はメールアドレスのみです。
雀荘経営者様へ・・・Google検索で「フリー雀荘」で1位・「雀荘」で3位の「マンセンゴ.NET」を利用した効果的なプロモーションのご提案です。WEB上とメール会員登録システムを複合した費用対効果の高いソリューションを提供し、見込客の発掘〜新規来店者のリピーター化促進までフォローします!