マンセンゴ.NET>勝ち組への転換>相対性理論



 麻雀のさまざまな戦術書でうさんくささを免れないのは、絶対的な勝利への格言を(著者も読者も)求めようとするところに起因するのではないでしょうか。戦術は対戦相手の質・レベル、あるいはルールなどによってかなり変わってきます。NYヤンキースの松井選手は日本時代、比類なきホームランバッターでした。しかし世界中から腕自慢が集まるメジャーリーグという舞台では、かれのホームラン数は激減し、実は日本時代まったくクローズアップされなかった守備や走塁という部分でアピールし、チームにおけるポジションを確立しています。「アジャスト」という言葉を使い環境に適応しなければならないという危機感をもって取り組み、克服した松井選手こそ、このホームページを読む皆さんの最高のお手本だと思います。日本一の・・・というキャッチフレーズや名誉をかなぐりすて、チームが勝つために献身的なプレイをする松井選手。なかなかできることではありません。イチロー選手もメジャーで目覚しい活躍を見せていますが、数字自体は日本時代と比べると、やはり若干落ちています。メジャーの好投手との対戦、過酷な試合スケジュールなどが要因でしょうか。

 これを麻雀に置き換えて反対に考えてみましょう。仲間内で無敵を誇ってフリーデビュー。そこそこの成績を残すものの場代を払えばやはり負け組。普通ここで大体皆止まります。仲間内であなたが無敵だったことを考えてみましょう。仲間内で強くなれたのは、間違いなく仲間内ではあなたが一番麻雀に情熱的だった結果、そのポジションになれたわけです。当たり前の話、付き合いで麻雀している仲間もいるわけですから、麻雀を真剣に強くなりたいと思っている度合いが強い方が間違いなく、強くなります。しかし、フリーはその仲間内の麻雀天狗が集まってきている場所です。手筋通り打っても、相手も牌効率をマスターしたテンパイの早さで先をいきます。リーチをかけて牽制しようとも、仲間内のようにリーチ後初めて河を見ておろろ、ベタオリするような奴らはいません。しぶとくまわしてさばいてくるものもいれば、強烈にかぶせて返り討ちをくらわせてくるものもいるでしょう。このレベルで勝ちきらないといけないといえるでしょう。これはかなり骨の折れるところです。
 そういったニーズにこたえて戦術書が出るわけですが、その戦術書を相手もマスターすればレベルは変わりません。こんなこといってたら、誰も勝ち組になれないような・・・。

 仲間うちのような勝ち組状態にどうやったらなれるのでしょうか?極論を3つ述べます。しかし中にはこれさえも認識できていない人もいるので、あえて書きます。

  1、レベルが落ちる人と打てばいい。
  2、負けの被害額を少なくする努力をする。
  3、目標を決める。
  ずばりこの3つです。麻雀というゲーム自体136牌という相対的な中での勝負ですが、面子も相対的に弱い人と卓を囲めば勝率はあがります。「そんな店には弱い人はいない」というあなた。対戦成績をつけてみる努力をしたことがありますか。数少ない弱い人が来店する曜日・時間を考えたことがありますか?(これについては別項でも書きます)これもしないで漫然と麻雀打って勝ち組になろうなどと甘い考えかもしれません。松井にしてもペドロ・マルチネスからはなかなかヒットは打てません。格下の投手から稼いで打率の帳尻を合わせているのです。イチローもハドソンにはお手上げです。彼も同じです。つまり松井・イチローはともにメジャーの一流どころとの勝負を楽しむ夢も持ちつつ、現実的な問題としてメジャーである程度数字を残せる確信があって初めて渡米を決意したと思います。強い奴のクセや弱点を研究するより、弱い奴から今まで以上に勝つために傷や弱点を研究することが手っ取り早いのです。我々もイチロー、松井のように強い奴らとの対戦を楽しみつつ、確実に弱いものをバスターできるようになりましょう。あらゆる勝負ごとにはすべて相対的な実力による序列があるのです。それを戦略化できるかどうかが勝ち組と負け組の差を分けます。(「弱い人」という項目もご参照ください)
 2に関してはこの項目では特に述べません。(別項でいろいろ取り上げると思います)3については「強くなりたい」「勝ちたい」と漠然と思っていても、そこに目標がなければどうにもなりません。目標があってはじめてその強さや勝利を目指す努力ができるのです。漠然と麻雀を打ってきて、勝ちたいと思っている皆様。「ついた、つかない」「デジタルかオカルトか」など10年いや20年堂々巡りをしている人間と、その目標だけを考えてシンプルに打ってくる人間、どちらが結果を残すか明白だとは思いませんか。もちろんあなたがプロになってタイトルを取りたいと思うなら、強い人とうたなければならないかもしれません。でも多分強い人と打って、結果を残してもなおかつ皆喰えないという新たな堂々巡りがまっていると思います。プロ業界で食える人の割合(全登録プロの人数を母数にして)と麻雀ジャーナリズムの市場規模の相対性を考えて冷静に判断すれば・・・。
  あなたが目指す勝利はどこにありますか?とりあえずこのページは年間50-100万です(笑)


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